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~ひざかるラク体操の考え方~

膝の痛みを克服するために

~ひざかるラク体操の考え方~

日時  平成23年6月5日(日)10:00~12:00
会場  府中市生涯学習センター 体育室
講師  河合 恒 氏
     (東京都健康長寿医療センター介護予防緊急対策室主任研究員)
参加者 23名

高齢期は誰もが迎えるものですが
いくつになっても、自分の人生は自分で決め
心身ともに自立して日常生活を送ることが望まれます。

今回の府中コミスポ協力者講習会では以下のお話を河合 恒氏に伺いました。
講義   河合 恒氏の講義風景

「筋肉」というものは、年齢に関係なく鍛えれば鍛えただけの筋力向上が図れ
筋肉を鍛えるためには、筋肉をつくるための栄養を与えることが必要であり
与えるためには、「かむ力」も鍛えることが重要であるとのお話があり
QOLの向上を図るために
栄養やよく噛める筋肉も含めて鍛えることが必要であることがよく理解できました。
参加者   講習を受ける皆さん

今回は、膝の痛みを克服するための方法を河合 恒氏にいくつか指導していただきました。

その1 筋肉のサポーターをつける
ひざを楽に軽くするためには抗重力筋の中でも特に3つの筋肉を鍛えることが大切。
1.ハムストリングス
2.大腿四頭筋
3.中殿筋
筋トレ1  河合 恒氏による筋トレ実技

筋トレ2   膝にやさしい4分の1スクワット

その2 ハムウォーキング
ひざの安定性を高めながら歩く方法で
各自の年齢や体力に応じて足首に重りを装着してのウォーキングが
ひざ痛改善やQOL向上に効果的であるとのお話がありました。

このハムウォーキングを取り入れた
約3ヶ月・週2回の運動プログラムに参加した高齢者の方のなかに
5mの平均歩行時間が7.3秒から4.8秒に大幅短縮された方がいらっしゃったとのこと。
年齢に関係なく鍛えれば鍛えただけの筋力向上が図れることが
よく分かる事例を紹介していただきました。

足腰が弱ったからといって運動を控えるのではなく
筋肉に負荷をかけることで筋力アップを図ることが
介護予防には効果的であり
いくつになっても、運動の効果が期待できるとのお話がありました。

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