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3月22日 市民スポーツ公開講座

市民スポーツ公開講座

~運動が好きな子どもを育てるには~

日 時  平成27年3月22日(日)16:00~18:00
会 場  府中市生涯学習センター 3階研修室   
主 催  府中市
講 師  綿引 清勝氏
      東京都立白鷺特別支援学校
      東京都教員研究生
      臨床発達心理士
      自閉症スペクトラム支援士(Standard)

発達性協調運動障害とは
(2013 年アメリカ精神医学会の新しい診断基準より引用,DSM―5)
http://www.manabinoba.com/index.cfm/8,21355,21,187,html(DSM-Ⅳ参考)
「ボールを蹴る」「字を書く」などの協調運動が困難な障害。
いわゆる「不器用な子」「運動が苦手な子」として見られる。
障害が表れる運動のタイプとしては
・粗大運動・・・・走る・跳ぶといった全身運動
・微細運動・・・はさみを使う・ボタンを留めるといった手先の運動
・構成行為・・・スキップ・縄跳び・楽器を演奏するなどの組み合わせ運動
学級のなかで、およそ6~10%(40人/2~3人)の子どもたちに
この障害の可能性があると考えられるとのこと。

・運動有効感とは
・身体的有能さの認知
自分はできるという自信と、できた・わかったと具体的に思えること。
どれぐらいタイムが短縮したかなど具体的にフィードバックする。

・統制感
練習すればできるようになるという自信。見通し。
その子なりのスッテプを評価し、成功で終わらせる指導。
「頑張れ!」と励ますだけでなく、配慮と支援が必要。
「エラーレス」な練習の積み重ね。
・小さくても1回の成功を100回積み上げていく支援。
・一つ一つの活動を成功で終わらせるように指導。
http://www.manabinoba.com/index.cfm/8,20130,21,187,html
(学びの場com 教育つれづれ日誌 綿引清勝氏コラムから引用)

・受容感
教師や仲間から受け入れられているという自信。
 「○○が良かった」という「良いとこ探し」。

などについてのお話を伺った。
運動が好きな子どもを育てるためには

スポーツや運動、発達段階についての科学的知識が必要であること。
運動が苦手な子や上手にできない子は、劣っているのではなく
「運動のつまずき」があること。

つまずきを解決するためには、指導者側がそのつまずきに気づき
象徴的な指示(言語指示)だけでなく
具体的な指示(言葉の見える化→パネル使用など)や
子どもが自信を持てる言葉がけ(具体的に太く・短く・!)といった
支援や環境の調整などが必要であること。

 私たちスポーツ推進委員は、一人でも多くの市民の方々に
「運動が楽しい」と思っていただけるよう
「やらない」のではなく、「やれない」を理解し
「とりあえずやってみよう」そんな気軽な気持ちから参加していただけるよう

今回の研修を参考にして事業を行っていきたいと思います。

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